日刊ゲンダイ

ラグビーW杯で、最もボーナスが高額なのはイングランド。地元開催で03年大会以来2度目の優勝を目指すラグビーの宗主国は今大会を制覇すれば、ひとりあたり35万ドル(約4200万円)が支払われる。 オセアニアのライバル同士である豪州とニュージーランドは優勝ボーナスの額でも互いに譲らない。両国とも25万ドル(約3000万円)が選手の懐に入る。ニュージーランドは、1勝につき10万ドル(約1200万円)の勝利給も付くという。1次リーグを4戦全勝で勝ち上がり、3個目のエリスカップを獲得すれば、優勝ボーナスと合わせてひとりにつき1億1400万円を手にする計算だ。 日本ラグビー協会は報奨金をはじめ出場手当、勝利給などは公表していないものの、関係者の話では「仮に決勝トーナメントに進出してもひとりあたりのボーナスは100万円程度」らしい。 日の丸を背負って目標である8強入りを果たしても選手は報われない。